こんにちわGYOUZAです!
多くの人が将来の為に貯金や投資をしたり、または貯金したお金を取り崩して生活している人もいると思います。
その中には「5年後までに100万円を貯めたいけど年利5%で運用した場合に毎年いくら積立てたらいいの?」とか「今ある100万円を年利5%で運用しながら5年間で取り崩した場合には毎年いくら受け取れるの?」などお金に関する悩みがある人も多いと思います。
そんな悩みを解決する魔法の係数があります。
今日はそんな係数を6つ紹介していきたいと思います。どの係数も期間と年利率を使用します。
各係数ごとに表を用意していますので、実際にどうなるか検証してみましょう!
それではいきましょー
魔法で肉まん毎日ください!

この記事を読むと分かること
お金の運用や取り崩しの悩みを解決する6つ係数について理解できる。
必要に応じて、係数を使い分けることができるようになる。
複利運用のすごさと恐ろしさが分かる。
終価係数
元本を複利運用したとき、将来いくらになるか
まず1つ目が終価係数という係数です。
これは現在の金額を複利で運用した場合に、一定期間後の金額を求める場合に使います。

以前の記事で複利について解説したと思います。今回は上記の終価係数表という表を使って、実際に計算したいと思います。
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お金を増やしたい人は絶対に知っておこう!単利と複利の違いとは
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例えば今100万円があって5年間を複利で5%で運用した場合にいったいいくらになるのかを知りたいとします。
上記の表は縦が期間年数で横が年利率になっていますので、期間が5年で利率が5%のところを見ます。
※分かりやすくする為、これからいくつかの係数が出てきますが、使う数字は黄色で塗りつぶしています。
100万円があって5年間を複利で5%で運用
1,000,000×1.2763(上記の終価係数)=1,276,300円
結果は、1,276,300円となり、終価係数表を使うことですぐに複利計算することができました。

違う期間や違う利率で計算したい場合は、表を見ながら該当する期間や利率を当てはめて計算するとすぐに答えが出ます。
現価係数
将来の目標額に到達するためには元本はいくら必要か
2つ目は現価係数です。
この係数は一定期間後に一定金額に達するために必要な元本を求める場合に使います。

例えば10年後までに教育資金として200万円を準備したい。3%で複利運用するなら今いくら必要なのかを知りたいとします。
200万円の教育資金を10年後までに用意、複利で3%の運用した場合に今元本はいくら必要か
2,000,000×0.7441(上記の現価係数)=1,448,200円
結果は1,448,200円になりました。
つまり現時点で約145万円を用意できたら、10年後には200万円の教育資金を用意できるということが分かります。

10年間で55万円もふえてるやないかー!!
減債基金係数
将来の目標積立金額を達成するために必要な毎年の積立額はいくらか
3つ目は減債基金(げんさいききん)係数です。
この係数は一定期間後に一定金額を用意したい場合に毎年の積立額を計算するために使う係数です。

例えば、年利2%で5年後に海外旅行に行くために50万円を準備したい場合に毎年いくら積立ればいいのかを知りたいとします。
5年後に海外旅行に行くために50万円を用意したい。年利2%で毎年いくら積立ればよいか
500,000×0.1922(上記の減債基金係数)=96,100円
結果は96,100円になりました。
つまり毎年96,100円を積み立てることができたら、5年後には50万円が貯まり海外旅行にいけるということです。

今はコロナの影響で海外旅行にいけないやろ。期待させんといて
すみません・・・。コロナが収束したら旅行にいきたいですね。

年金終価係数
毎年一定金額を積み立てた場合に、将来いくらになるか
4つ目は年金終価係数です。
この係数は毎年一定金額を積み立てた場合の、一定期間後の元利合計を求める時に使う係数です。

例えば、年利4%で毎年20万円を8年間積立てた場合に8年後の元金と利息の合計を知りたいとします。
年利4%で毎年20万円を8年間積立てた場合の元利合計額
200,000×9.214(上記の年金終価係数)=1,842,800円
結果は1,842,800円になりました。
複利の力を使うことで20万円×8年間の160万円が約184万円まで増えました。

複利の力はやはりすごい!
年金現価係数
毎年一定金額を受け取るために必要な元本はいくらか
5つ目は年金現価係数です。
この係数は将来の一定期間にわたって一定額を受け取るために必要な元本を計算するための係数です。

例えば、5年間に渡って毎年20万を受取りたくて、年利が3%のとき現時点で用意しなければいけない金額を知りたいとします。
毎年20万円を受け取る場合、年利が3%の時に必要な元本
200,000×4.580(上記の年金現価係数)=916,000円
結果は916,000円になりました。
つまり現時点で916000円を用意すると5年間に渡り毎年20万円が受け取れるということです。

毎年20万個の肉まんが食べれたらどんなに幸せだろうか
資本回収係数
元本を取り崩して毎年受け取れる金額はいくらか
最後は資本回収係数です。
この係数は現在の一定額を一定期間で取り崩した場合の、毎年の受取額を計算するための係数です。

例えば、年利2%で銀行から100万円を借りて10年間で返済したい場合に、利息と合わせて支払う毎年の返済額を知りたいとします。
年利2%、100万円を借りて10年間で返済したい場合の毎年の返済額
1,000,000×0.11133(上記の年金現価係数)=111,133円
結果は111,133円になりました。
つまり年利2%で100万円を借りた場合には利息だけで毎年11,133円(111,133-100,000)も払うことになり累計利息で111,330円(11,133×10年分)も支払う事になるということです。

借金しすぎると地獄を見るで
まとめ
ライフプラン係数をうまく活用しよう
以上で6つのの係数を紹介しました。
6つをまとめてライフプラン係数といいます。
ライフプラン係数を活用することで、さまざまなシチュエーションを想定して計算が簡単にできます。
今回は期間も利率も限定して掲載しましたが、もっと長い期間やちがう利率で計算してみたい人はWEB等で検索していただくと出てくると思いますので是非一度試してみて下さい。
最後に、複利の力はお金を増やしたい時には強力な味方になりますが、資本回収係数の例でみたようにお金を借りた場合には脅威となり強大な敵に変わりますので十分に注意して下さい。
利率が高ければ高いほどその威力は増していくので、肝に銘じておいて下さい。

複利の力は必ず味方につけよう!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではよい1日を!
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